肺機能検査

今日は大学院1年目のDr. Narongpon Dumavibahtが肺機能検査について説明した。Dr. NarongponはタイのMahidol大学Siriraj病院からの留学生で呼吸器内科専門医、且つ、産業医学の専門医である。Siriraj病院では厳密にATSガイドラインにそって複数回のFVC検査を…

Update in Asthma

今日は、ハワイ大学の医学部生三人が来室。環境医学教室セミナーに参加した。今日はNgatuさんの担当で、表題のBlue Journalのレビューの予定であったが、急きょILO国際じん肺分類の説明も加えた。3人の医学部生のうち、2人は日系アメリカ人で、日本語を交え…

Serum Vitamin D levels and markers of severity of childhood asthma in Costa Rica

母親が妊娠中にビタミンDを摂取していた場合、小児の繰り返す喘鳴のリスクが減少することが同じグループから報告されているが、今回の検討は血中のビタミンD(血清25-hydroxyvitamin D)値と肺機能検査結果とを比較した。対象は7,282人の6−14歳までの小児(…

岡山出張:食い歩き

一昨日から岡山に来て、岡山大の荻野教授と研究打ち合わせを行ったり、旧友宅を訪問したりと滞在を満喫している。一昨日はどこで夕飯を食おうかと駅前から表町まで歩きまわったのだが、岡山に住んでいたころが学生時代と、研修医を終わった後、大学院を終わ…

デンパサール到着

次の飛行機が2時50分ということで、しばらく待つことになる。有料のラウンジに45000ルピアを払ってはいったところ。11時には閉まるそうなので、そのときに空港のチェックインカウンターがすでに空いていればいいけれど、どうなるでしょうか。

Bill Bryson "Note from a Big Country"

チャンギ空港でデンパサール行きを待っているところだが、例によってクアラルンプール空港で本を買った。今回は日本を出発するときに読む本を持っていかなかったせいか、言葉が出にくかったので反省している。映画もいいのだが、これも赤壁の戦いがあまりに…

ILO講習会おわり

本日でILO講習会は終了しました。日下教授、Parker教授、Fedotov氏とAIR Pneumoの今後について相談したのちに、Ismail Lasa先生、Juliana先生にKLCCまで連れて行ってもらいました。二日続けての接待で、Ismail先生たちも大変です。昨日は12時半まで付き合っ…

ILOじん肺セミナー

今回はクアラルンプールで開催中。今日も2回講義をします。昨日は独立の瞬間に英国の旗が降ろされ、マレーシア国旗が掲揚された場所に行ってきました。 さて、今日はILO講習会と並行して行われた労働省のDOSH労働衛生部局の医官たちに講習を行ったので、3回…

9年ぶりのチャンギ空港

ブタフルで大分旅行客が減っているらしく、大阪からの便はかなり空席があり、3席を独り占めできた。トランジットまで休憩中。まだ、こどもにもらったのどの腫れがおさまらず、調子悪し。検疫で引っ掛かったらいやだなあ、という感じ。まあ、8度まではないの…

リサーチコースの星野くんがブタインフルエンザについて発表。メキシコの養豚場周辺から各国に広がり昨日Phase 5となったがH1N1のブタインフルエンザについて、基本的な事項を説明した。これに弘田講師の公衆衛生レクチャーも疫学の例としてブタインフルエン…

コンゴ民主共和国の結核問題

今年から大学院生に加わったAndreさんの発表。これまで携わった結核問題について話をしてくれた。コンゴでは医学部卒業までに卒業論文の提出が必須とのことで、その時におこなった未成年妊婦の調査についても少し話をしてくれた。現代社会で常識となっている…

環境医学セミナー

本日は大学院生Ngatuさんが5月の産業衛生学会で発表予定の医師会認定産業医に対するじん肺胸部エックス線読影講習の前後での読影結果について発表。新しく加わったAndreさんも積極的に質問していた。じん肺胸部エックス線読影講習は有名なFelsonが米国のACR…

勝間和代さんなど

この方の著書を幾つか読んで、どうも年代が同じらしいということで、勝手にライバル視しているのだが、この勝間さん今スーダンにいるらしい。勝間さんのウェブサイトにその様子が乗っている。 私もつい最近、コンゴ民主共和国に行って、大学や病院の視察とと…

語学習得

最近、ネットで購入した翻訳者が書いた英語習得法のマニュアル、その著者も書いていたが、ある程度語学が達者な人なら経験済みのことだ、とは書いていたが、確かに自分もやってきたようなことが書いていた。この人は、それをまとめて初学者にもわかるように…

第二回環境医学セミナー

リサーチコース希望の2年生2名ともう1名、3年生1名、5年生2名の計6名の医学生が今回は参加。今年からスタッフに加わった栄徳勝光助教の今までの研究内容の報告と、その背景を生かして環境因子の健康影響にエピジェネティクスの観点から切り込んでいこうとい…

教室セミナー初回

昨日から新しい年度の環境医学教室セミナーが開始した。新任の助教である栄徳勝光先生と大学院生Mzembo Basiluwa Andre先生が今回新しいメンバーとして加わり、現在、留学生ビザ取得のためにタイで準備中のNarongpon Dumavibhat先生を加えると3名が新たに加…

日本到着

コンゴ民主共和国の大学訪問とICOH学会の参加を終えて、先ほど関空に到着。久しぶりに寿司を食った。日本人にはこれが一番のご馳走。いろいろな国から大学院生を受け入れていると、それぞれの文化が違って、好みも違うことがよく分かるが、まず知ってみるこ…

ICOH4日目&5日目

昨日はじん肺DR導入についてのAl Flanzbrauの発表とドイツでのじん肺特にアスベスト関連疾患の管理状況についてのThomas Krausの発表、日下教授がILO分類の将来についてデジタル標準導入に関しての発表を行なった。とイツは我々が共同で開発したじん肺HRCT国…

ICOH3日目

今日は、ブラジルの友人Eduardo Algranti先生がKeynote Speechというので、あまり聞かない大会場のセッションで始まった。彼はWHOのコラボレーションセンターであるFundacentroという産業医学研究所の所長だが、リスクコミュニケーションの話でチャップリン…

ICOH国際労働衛生学会

現在南アフリカのケープタウンで労働衛生に関する国際学会に参加中です。この学会は3年に一度、あるのですが、前回はイタリアのミラノで労働衛生の父ラマツィーニにちなんで行なわれました。今回は南アフリカという現在もアスベストを生産し続けており、その…

ICOH二日目

本日はポスター発表だったが、隣のアメリカから来たお嬢さんのところにはたくさん人が集まっていたのだけれど、CT分類などというマニアックなことをやっているからか、殆どお客が来なかった。もう少しアトラクティブなポスターを作って、専門外の人が見ても…

キンシャサ・ルブンバシ訪問

ルブンバシ大学の学長からの招待を受け、コンゴ民主共和国の主要大学であるキンシャサ、ルブンバシ大学を訪問した。ルブンバシは銅鉱山をはじめとして様々な鉱山があり、広島、長崎の原爆の原料となったウラニウムを産出したところでもある。新設の産業医学…

ヨハネスブルグでトランジット

さらにヨハネスブルグでもトランジット。実は空港内にトランジットホテルがあったのだが、空港外にでてから尋ねたため、つかうことが出来なかった。ケープタウンでとまるProteaがやってるらしい。現在はGarden Court Southern Sunというホテル。ツインの部屋…

ドバイ

現在ドバイでトランジット中。DINERS CLUBのおかげでどうにかラウンジに滑り込めたが、日本時間は丁度昼頃だというのに大変疲れた感じ。アフリカは初めてで勝手が分からないが、ドバイの空港は豪華絢爛。宝石店がいくつもある。インターネットの接続が悪いの…

岡山県南部健康づくりセンターで講演

昨日は中学からの同級生の宮武伸行先生からご招待を受け、岡山県南部健康づくりセンターで「いきいきと働くために」と題して講演。70名の参加を得た。岡山大の公衆衛生の同門の青木三恵子先生もどこで見つけたのか、わざわざ聞きに来てくださったが、多少、…

じん肺画像診断

今日の教室セミナーは、いろいろと皆さん予定があったのか2名だけの参加。学生さんは授業が終わっていなくなってしまったらしい。 2名でICOHでの発表予定のポスター内容のチェックを行なった。このICOHも今回は事務局がどうもしっかりしていない。3月末の発…

オバマ大統領の医療政策

ATSのMorning Minutesというのが毎日送られてきていて、あまりまじめに見ていなかったが、Obamaに反応して、すこし詳しく読んでみた。 Obama's healthcare plan to include tax hike on wealthy, Medicare cuts. というサブタイトルで、家族の年収が250,000U…

いろいろ

さて、今日の教室セミナーは、山田養蜂場のグラントをもらっている弘田先生が実験の進行状況について説明。まあまあうまく行っている様子。気管支喘息の動物実験系がいろいろと活用できています。学会発表等を乞うご期待。 また、Ngatu先生が先回に引き続き…

セミナー&アフリカ

大学院生Ngatuさんの塵肺エックス線読影講習の前後での医師の読影結果の変化についての検討。かなりStataの扱いに慣れてきたようで、結果をちゃんとLogファイルに残せるようになっている。感度特異度の計算もお手のもので一年間の修練の賜物だ。どうにか形と…

新大学院生など

12日は新規採用予定の助教の先生の面接や大学院生として4月から来日予定のタイ王国マヒドン大学附属シリラジ病院のNarongpon先生が大学院入学試験を受けるために当教室を訪問するなど人の交流の多い日だった。この日の教室セミナーでは今年は博士課程の1年目…