岡山出張:食い歩き

一昨日から岡山に来て、岡山大の荻野教授と研究打ち合わせを行ったり、旧友宅を訪問したりと滞在を満喫している。一昨日はどこで夕飯を食おうかと駅前から表町まで歩きまわったのだが、岡山に住んでいたころが学生時代と、研修医を終わった後、大学院を終わらせるために帰ってきて後一年水島で働いたころまでなので、あまりよい店で食ったことがない。ぶらぶら歩いていると駅前から天満屋に抜ける筋にある「千房」というステーキ・しゃぶしゃぶと書いた店があった。この筋は何度も歩いたところなので、昔からこの店があるのは知っていた。あがってみると和風スタイルでステーキを出す店で、鍋を囲んでしゃぶしゃぶをやることもできる。シェフもそのおかみさんと思しき人もなかなか味があり、カウンター席でシェフが肉を焼いてくれるのをゆっくり眺めながら食うことができた。会社帰りのおじさんたちがしゃぶしゃぶを囲んで話に花を咲かせていた。レジでおかみさんと話したところ、石川遼君も2度来たらしい。また、だれかと一緒に来たい店だ。
さて、民医連の先生たちとの肺がんと石綿曝露の影響に関する研究の読影会をやるのがメインの仕事で昨日も6時半ごろまで読影をやった。食事会の最中にいきなり鼻血がでるほどだったので、それなりに根をつめて働いたようだ。食事のあと、岡山駅前にある「あまい からい」というラーメン屋に連れ立って行った。20年ほど前に学生だった頃、自転車で西口に抜ける地下道のそばにあるこの店は、名前からして怪しい雰囲気だったが、一度だけ行ったことがあった。その時は、確か「からい」のを頼んだと思うのだが、当時のようにおっちゃんにあまいのかからいのかを聞かれることもなく、店もややこじんまりとした様子だ。味は奉還町にある「浅月」の昔の味に似ているような感じ。こっちの「浅月」が結構好きだったのだが、何年か前に行ったときには、あまりうまくなく、向かいにある「富士屋」のほうが満員で、ここはまったくのしょうゆラーメンなので好みではないのだが、そっちのほうがうまかった。