2009-01-01から1年間の記事一覧

H1N1現状

一昨日帰国した。モーガンタウンでNIOSHとウエストバージニア大学医学部を訪問。呼吸器内科と産業医学科を訪問し、そこのスタッフと議論を交わした。このことは、後ほど。 今日は、ATSのメルマガより。一万人の死亡があり、3分の一は若年者だが、季節性のイ…

シカゴRSNAつづき

朝からまた、無料バスに載って学会へ。学会場ではフードコートがあって朝ごはんが9.48ドル。ホテルで取れば20ドルはするので安い。デニッシュとコーヒーならば5ドルぐらいで済む。昼飯が10.57ドル。そういえば7.50ドルでチャイニーズのbuffetというのもあっ…

発表終了

口演発表は昨日終了。ジェットラグはこっちに向いて飛ぶ場合には、あまり強くないが、面白いことに場所が変わると大体5時ごろ目が覚める。これをあまり信じすぎても、爆睡して飛行機に乗り遅れそうになることになるのだが、昨日の朝も5時ごろ目が覚めた。今…

シカゴ到着

成田から10時間30分の旅でシカゴ到着。北米放射線学会で発表のため。出発まえに発表の日を間違えて、飛行機のチケットを発見してしまい、チケットもホテルの予約も取り直す羽目になってしまった。やはり予定は前々から立てておくべき。久しぶりのアメリカで…

近況

10月終わりから11月のはじめまで、今年2度目のコンゴ民主共和国訪問。ルブンバシ大学の産業保健コースの支援をするためと、キンシャサ大学との共同研究立上げのためだが、今回もアドベンチャーのような旅程だった。入国に際して、同行のNgatuさんのチケット…

Association between Tobacco Smoking and Active Tuberculosis in Taiwan: Prospective Cohort Study.

Am J Respir Crit Care Med 2009; 180: 475-480. 12歳以上の17,699人のTaiwan National Interview Surveyの参加者を2001年から2004年までフォローして得た57人の結核罹患者について、リスク要因を多重ロジスティック解析などで検討。喫煙者の調整オッズ比は1…

H1N1 vaccine in US

またしてもATSのメールマガジン。 米国では3週間以内、つまり10月の最初の週にH1N1予防接種が開始されるとのこと。最初の接種から8−10日で効果が現れるという。当初CDCは10月中旬から3週から4週間開けての2回接種を計画していたが、早期の集団発生の恐れ…

ATSのメンバー用のメール(マガジン?)だが、新型インフルエンザについて耐性ウイルス出現を心配して、重症な患者、合併症の危険のある患者に「熱があるときに」限ってタミフル、リレンザを使うようにという記事がAP, The Washington Postに登場。9例の…

韓日中産業保健集談会

先ほど、関空到着。27日からあった韓日中産業保健集談会に参加して帰ってきたところだ。わたしは昨日だけ朝からほとんど夜の12時近くまで参加して、前後1日ずつは移動日とソウルにいる友人との交流にあてたが、久しぶりのソウルで歩き回った。別に観光地を尋…

酸化ストレスマーカー

今日は大学院生のAndyが勉強中の酸化ストレスマーカーについて発表。先週の黒潮町でのフィールド調査でサンプリングした尿を使って、測定しようとしているマーカーについて発表。まだ、発表になれていないらしく足りない部分も多かったが、いろいろと資料を…

酸化ストレスマーカー

今日は大学院生のAndyが勉強中の酸化ストレスマーカーについて発表。先週の黒潮町でのフィールド調査でサンプリングした尿を使って、測定しようとしているマーカーについて発表。まだ、発表になれていないらしく足りない部分も多かったが、いろいろと資料を…

黒潮町ふれあい健診

5年前から整形外科と共同で行なっている黒潮町ふれあい健診。昨日から実際の健診が始まっていて、今日は私も参加してきた。今年から、当教室でも食事調査と呼吸機能検査、尿中の酸化ストレスマーカーの検査などを加えて、健診を実施している。また、例年通り…

Update in Lung Cancer

Blue JournalのUpdateシリーズ5月号から。今週はLung cancer、昨日の当教室大学院生のための疫学講義には風邪のため、欠席したNarongponさんが担当のこの日は責任感から薬を飲みながら発表。きれいにPPTにまとめて発表してくれた。臨床的な基礎的事項をバッ…

肺機能検査

今日は大学院1年目のDr. Narongpon Dumavibahtが肺機能検査について説明した。Dr. NarongponはタイのMahidol大学Siriraj病院からの留学生で呼吸器内科専門医、且つ、産業医学の専門医である。Siriraj病院では厳密にATSガイドラインにそって複数回のFVC検査を…

Update in Asthma

今日は、ハワイ大学の医学部生三人が来室。環境医学教室セミナーに参加した。今日はNgatuさんの担当で、表題のBlue Journalのレビューの予定であったが、急きょILO国際じん肺分類の説明も加えた。3人の医学部生のうち、2人は日系アメリカ人で、日本語を交え…

Serum Vitamin D levels and markers of severity of childhood asthma in Costa Rica

母親が妊娠中にビタミンDを摂取していた場合、小児の繰り返す喘鳴のリスクが減少することが同じグループから報告されているが、今回の検討は血中のビタミンD(血清25-hydroxyvitamin D)値と肺機能検査結果とを比較した。対象は7,282人の6−14歳までの小児(…

岡山出張:食い歩き

一昨日から岡山に来て、岡山大の荻野教授と研究打ち合わせを行ったり、旧友宅を訪問したりと滞在を満喫している。一昨日はどこで夕飯を食おうかと駅前から表町まで歩きまわったのだが、岡山に住んでいたころが学生時代と、研修医を終わった後、大学院を終わ…

デンパサール到着

次の飛行機が2時50分ということで、しばらく待つことになる。有料のラウンジに45000ルピアを払ってはいったところ。11時には閉まるそうなので、そのときに空港のチェックインカウンターがすでに空いていればいいけれど、どうなるでしょうか。

Bill Bryson "Note from a Big Country"

チャンギ空港でデンパサール行きを待っているところだが、例によってクアラルンプール空港で本を買った。今回は日本を出発するときに読む本を持っていかなかったせいか、言葉が出にくかったので反省している。映画もいいのだが、これも赤壁の戦いがあまりに…

ILO講習会おわり

本日でILO講習会は終了しました。日下教授、Parker教授、Fedotov氏とAIR Pneumoの今後について相談したのちに、Ismail Lasa先生、Juliana先生にKLCCまで連れて行ってもらいました。二日続けての接待で、Ismail先生たちも大変です。昨日は12時半まで付き合っ…

ILOじん肺セミナー

今回はクアラルンプールで開催中。今日も2回講義をします。昨日は独立の瞬間に英国の旗が降ろされ、マレーシア国旗が掲揚された場所に行ってきました。 さて、今日はILO講習会と並行して行われた労働省のDOSH労働衛生部局の医官たちに講習を行ったので、3回…

9年ぶりのチャンギ空港

ブタフルで大分旅行客が減っているらしく、大阪からの便はかなり空席があり、3席を独り占めできた。トランジットまで休憩中。まだ、こどもにもらったのどの腫れがおさまらず、調子悪し。検疫で引っ掛かったらいやだなあ、という感じ。まあ、8度まではないの…

リサーチコースの星野くんがブタインフルエンザについて発表。メキシコの養豚場周辺から各国に広がり昨日Phase 5となったがH1N1のブタインフルエンザについて、基本的な事項を説明した。これに弘田講師の公衆衛生レクチャーも疫学の例としてブタインフルエン…

コンゴ民主共和国の結核問題

今年から大学院生に加わったAndreさんの発表。これまで携わった結核問題について話をしてくれた。コンゴでは医学部卒業までに卒業論文の提出が必須とのことで、その時におこなった未成年妊婦の調査についても少し話をしてくれた。現代社会で常識となっている…

環境医学セミナー

本日は大学院生Ngatuさんが5月の産業衛生学会で発表予定の医師会認定産業医に対するじん肺胸部エックス線読影講習の前後での読影結果について発表。新しく加わったAndreさんも積極的に質問していた。じん肺胸部エックス線読影講習は有名なFelsonが米国のACR…

勝間和代さんなど

この方の著書を幾つか読んで、どうも年代が同じらしいということで、勝手にライバル視しているのだが、この勝間さん今スーダンにいるらしい。勝間さんのウェブサイトにその様子が乗っている。 私もつい最近、コンゴ民主共和国に行って、大学や病院の視察とと…

語学習得

最近、ネットで購入した翻訳者が書いた英語習得法のマニュアル、その著者も書いていたが、ある程度語学が達者な人なら経験済みのことだ、とは書いていたが、確かに自分もやってきたようなことが書いていた。この人は、それをまとめて初学者にもわかるように…

第二回環境医学セミナー

リサーチコース希望の2年生2名ともう1名、3年生1名、5年生2名の計6名の医学生が今回は参加。今年からスタッフに加わった栄徳勝光助教の今までの研究内容の報告と、その背景を生かして環境因子の健康影響にエピジェネティクスの観点から切り込んでいこうとい…

教室セミナー初回

昨日から新しい年度の環境医学教室セミナーが開始した。新任の助教である栄徳勝光先生と大学院生Mzembo Basiluwa Andre先生が今回新しいメンバーとして加わり、現在、留学生ビザ取得のためにタイで準備中のNarongpon Dumavibhat先生を加えると3名が新たに加…