第二回環境医学セミナー

リサーチコース希望の2年生2名ともう1名、3年生1名、5年生2名の計6名の医学生が今回は参加。今年からスタッフに加わった栄徳勝光助教の今までの研究内容の報告と、その背景を生かして環境因子の健康影響にエピジェネティクスの観点から切り込んでいこうという研究計画の提案があった。なお、彼の学位論文については出身教室の堀越研究室のウェブサイトに解説が載っている。=> 栄徳先生は理学部の出身でクロマチンについての分子生物学的検討をずっとやってきており、医学の分野に対してはいろいろと不安な面もあるようだが、自分のやってきた内容については堂々とした発表振りだった。外国人留学生にも分かるように英語での説明も加えてくれたので、2度説明が聞けてよかった。
抄読会は今日から始める予定だったのだが、ヒストン8量体がどうやってCIAと作用して出来上がるかと言う話だけで学生さんたちが飽和状態に至ったため、今回は中断。次回から1年かけてTHE CELLを読む。