勝間和代さんなど

この方の著書を幾つか読んで、どうも年代が同じらしいということで、勝手にライバル視しているのだが、この勝間さん今スーダンにいるらしい。勝間さんのウェブサイトにその様子が乗っている。
私もつい最近、コンゴ民主共和国に行って、大学や病院の視察とともに、うちの大学院生Ngatuさんが主催するNGOのサポートする子供たちにも会ってきたので、何か似たことしているなと反応してしまった。勝間さんの場合、私費をなげうって学校建設したのだろうから、やってることは大分違うが、こちらはとても資産家とはいえない状況なので、今は羨ましがるより他はない。
さて、私の大学の出身教室の先輩にAMDAの菅波茂先生がいて、時々、親戚だとか息子じゃないかなどと間違えられる。菅沼のほうをもっと有名にしてやりたいものだとは思っているが、国際保健の実績は遠く及ばない。このAMDAのウェブサイト10年ぶりぐらいに見たが、このイタリア緊急援助の報告の写真に写っていること人は大学院で一緒だった津曲先生ではありませんか。
この菅波先生のすごいところは、自分の診療所をベースに老人保健施設などを作り、そこに国際保健を志し、実際に働ける医師、看護師をプールしてることだ。これはすごい。大学医局が地域保健の医師派遣の業務を担ってきた(これは現在崩壊状態で、厚生省はこの機能を復活させたほうが良いことに気づいたようだが)というのと似た面を持っている。わたしの高知大学環境医学は菅波医院に負けないような国際保健、産業保健、地域保健を含む予防医学の医師プール機関として機能させたいものだ。
今なら、地域では医師を必要とする医療機関がたくさんあり、高知大学環境医学という基地に時々帰ってきながら、世界に飛び出して一働きしてくるなんてことが、現実に出来ると思うのだが、そういう物好きな人いませんか。いたら、直ぐに相談しに来てください。読み返してみるとタイトルと相当かけ離れた話になってしまいました。