ICOH4日目&5日目

昨日はじん肺DR導入についてのAl Flanzbrauの発表とドイツでのじん肺特にアスベスト関連疾患の管理状況についてのThomas Krausの発表、日下教授がILO分類の将来についてデジタル標準導入に関しての発表を行なった。とイツは我々が共同で開発したじん肺HRCT国際分類を国の基準として使っている。我々も是非日本で使ってもらえるようにしたいものだ。
さて、この国際労働衛生学会の会長に日本の小木和孝先生が就任されることが決まった。圧倒的多数で決まったと言うから素晴らしい。アジアの人口が多いからという意見もあるが、出会ったチリ人のVeronicaさん(この人もNIOSHで教育を受けた有名な人らしい)も「Dr Kogiは素晴らしい人だ」と言っていたので、世界中の人々から支援を受けているのだろう。ILOで長く活躍されていたことも大きく影響していると思う。また、2015年のICOHは韓国で初めて開催されることになり、アジアでの開催は相当久しぶりになる。
この日は、午後からは是非観光に行こうとリラックスした雰囲気で出動したのだが、様々な研究上の打ち合わせが続き、3時ごろようやく開放された。Nelson Mandelaが長く監禁されていたRhobben Islandに行こうと思ってWaterfrontに行ったところ、船のチケット売り切れで結局いけなかった。でも、景色が素晴らしかった。Table MountainとVS Waterfrontの風景です。