Update in Asthma

今日は、ハワイ大学の医学部生三人が来室。環境医学教室セミナーに参加した。今日はNgatuさんの担当で、表題のBlue Journalのレビューの予定であったが、急きょILO国際じん肺分類の説明も加えた。3人の医学部生のうち、2人は日系アメリカ人で、日本語を交えた自己紹介で生物学を学んだあとに医学部に進んだのだそうだ。
Updateでは、衛生仮説を裏付けるような有病率の状況や現在の治療法の概要、LABSについてのRCTの結果から、単剤投与では発作などのリスクが高まるが、ICSとの併用ではよいということが説明された。また、小児喘息におけるRhinovirusをはじめとしたウイルス感染症が3歳までにあるとリスクが高まるということも報告されている。