2009-01-01から1年間の記事一覧

日本到着

コンゴ民主共和国の大学訪問とICOH学会の参加を終えて、先ほど関空に到着。久しぶりに寿司を食った。日本人にはこれが一番のご馳走。いろいろな国から大学院生を受け入れていると、それぞれの文化が違って、好みも違うことがよく分かるが、まず知ってみるこ…

ICOH4日目&5日目

昨日はじん肺DR導入についてのAl Flanzbrauの発表とドイツでのじん肺特にアスベスト関連疾患の管理状況についてのThomas Krausの発表、日下教授がILO分類の将来についてデジタル標準導入に関しての発表を行なった。とイツは我々が共同で開発したじん肺HRCT国…

ICOH3日目

今日は、ブラジルの友人Eduardo Algranti先生がKeynote Speechというので、あまり聞かない大会場のセッションで始まった。彼はWHOのコラボレーションセンターであるFundacentroという産業医学研究所の所長だが、リスクコミュニケーションの話でチャップリン…

ICOH国際労働衛生学会

現在南アフリカのケープタウンで労働衛生に関する国際学会に参加中です。この学会は3年に一度、あるのですが、前回はイタリアのミラノで労働衛生の父ラマツィーニにちなんで行なわれました。今回は南アフリカという現在もアスベストを生産し続けており、その…

ICOH二日目

本日はポスター発表だったが、隣のアメリカから来たお嬢さんのところにはたくさん人が集まっていたのだけれど、CT分類などというマニアックなことをやっているからか、殆どお客が来なかった。もう少しアトラクティブなポスターを作って、専門外の人が見ても…

キンシャサ・ルブンバシ訪問

ルブンバシ大学の学長からの招待を受け、コンゴ民主共和国の主要大学であるキンシャサ、ルブンバシ大学を訪問した。ルブンバシは銅鉱山をはじめとして様々な鉱山があり、広島、長崎の原爆の原料となったウラニウムを産出したところでもある。新設の産業医学…

ヨハネスブルグでトランジット

さらにヨハネスブルグでもトランジット。実は空港内にトランジットホテルがあったのだが、空港外にでてから尋ねたため、つかうことが出来なかった。ケープタウンでとまるProteaがやってるらしい。現在はGarden Court Southern Sunというホテル。ツインの部屋…

ドバイ

現在ドバイでトランジット中。DINERS CLUBのおかげでどうにかラウンジに滑り込めたが、日本時間は丁度昼頃だというのに大変疲れた感じ。アフリカは初めてで勝手が分からないが、ドバイの空港は豪華絢爛。宝石店がいくつもある。インターネットの接続が悪いの…

岡山県南部健康づくりセンターで講演

昨日は中学からの同級生の宮武伸行先生からご招待を受け、岡山県南部健康づくりセンターで「いきいきと働くために」と題して講演。70名の参加を得た。岡山大の公衆衛生の同門の青木三恵子先生もどこで見つけたのか、わざわざ聞きに来てくださったが、多少、…

じん肺画像診断

今日の教室セミナーは、いろいろと皆さん予定があったのか2名だけの参加。学生さんは授業が終わっていなくなってしまったらしい。 2名でICOHでの発表予定のポスター内容のチェックを行なった。このICOHも今回は事務局がどうもしっかりしていない。3月末の発…

オバマ大統領の医療政策

ATSのMorning Minutesというのが毎日送られてきていて、あまりまじめに見ていなかったが、Obamaに反応して、すこし詳しく読んでみた。 Obama's healthcare plan to include tax hike on wealthy, Medicare cuts. というサブタイトルで、家族の年収が250,000U…

いろいろ

さて、今日の教室セミナーは、山田養蜂場のグラントをもらっている弘田先生が実験の進行状況について説明。まあまあうまく行っている様子。気管支喘息の動物実験系がいろいろと活用できています。学会発表等を乞うご期待。 また、Ngatu先生が先回に引き続き…

セミナー&アフリカ

大学院生Ngatuさんの塵肺エックス線読影講習の前後での医師の読影結果の変化についての検討。かなりStataの扱いに慣れてきたようで、結果をちゃんとLogファイルに残せるようになっている。感度特異度の計算もお手のもので一年間の修練の賜物だ。どうにか形と…

新大学院生など

12日は新規採用予定の助教の先生の面接や大学院生として4月から来日予定のタイ王国マヒドン大学附属シリラジ病院のNarongpon先生が大学院入学試験を受けるために当教室を訪問するなど人の交流の多い日だった。この日の教室セミナーでは今年は博士課程の1年目…

四国公衆衛生学会

今、松山にいる。ホテルには夏目漱石の「坊ちゃん」がおいてあって、さしずめ、高知の坂本龍馬のように四国松山の宣伝をしている。一緒においてある松山百点も銀座の銀座百点をそのまま踏襲した作りでおしゃれでいい雰囲気だ。ちょっと借り物的な匂いはする…

地域に根ざした研究

国立大学はアメリカにはない、という話をさっき家内としていたが、アメリカでは公立大学というのは大体は州立大学である。市立の大学もあるけれど合衆国立というのはない。国立研究所はありますが。 日本の国立大学は、7つの旧帝国大学、ナンバースクール、…

緩和医療

今日は家庭医療学の阿波谷先生のお招きで淀川キリスト教病院ホスピスの池永昌之先生の講演に参加した。全体の概念から、告知、疼痛対策、輸液の可否など技術的な面、心理的な面など多岐にわたる内容を整理して語られた。妹と友人の奥さんが最期をホスピスで…

手根管症候群

「のだめ」の作者の二ノ宮知子さんが手根管症候群になったそうだ。Carpal Tunnel Syndromと英語ではいうが、作業関連疾患として重要なものの一つだ。作業関連疾患というのは仕事に関連しているということで、いわゆる職業病といわれている仕事に固有の病気で…

ブレインストーミング

最近医学教育のFDにもよく使われる、KJ法を使って、現在本学の整形外科と黒潮町でやっているフィールド調査に関するブレンストーミングをおこなった。限られた時間のなかで数名が一つのことに対して頭を絞るというのは一人で考えるより、面白い考えが出てく…

福井大環境保健同門会

先週末、福井へ。丁度寒波が押し寄せ、雪が60センチになると脅される中、同門会参加のために北陸線に乗った。緒方名誉教授、日下教授、出口教授など懐かしい顔がそろったが、その中でも、福井大学に在職中に学生だった高橋伸徳先生と金山ひとみ先生が参加さ…