ブレインストーミング

最近医学教育のFDにもよく使われる、KJ法を使って、現在本学の整形外科と黒潮町でやっているフィールド調査に関するブレンストーミングをおこなった。限られた時間のなかで数名が一つのことに対して頭を絞るというのは一人で考えるより、面白い考えが出てくる。いろいろな背景が違う人がいるほど面白いアイディアがでてくる。
その話のなかで、tangible computerという概念を発表しているMITの石井裕教授の話が出てきた。39歳で教授になったという点でわたしとも共通点があるようだが、ビンの蓋を開くと音楽が流れるコンピュータなど知覚できるコンピュータを考えて実際に作っているらしい。普通の人がやっている研究はMITではやらないそうで、それはうちの教室でもいただきたいモットーだ。そういうとんでもない研究をしたいものだ。