AIR Pneumo会議終了

昨日までの予定ではあったが、もしかすると会議が終わらないかもしれないからということで、一日延長になっていた予備日が終了して、ようやくスワンナパーム空港にいる。実際、会議は昨日の11時30頃まで続き、日本人の勤勉さが諸外国の参加者を驚かせた。なにはともあれ、合意文書も作成して終了させたのはよかった。ドイツからの参加者は「1週間もするとみんな何を話したのか忘れてしまうから、こういう文書を残していないと、いつも同じ議論の繰り返しになるんだ。」と満足げだった。取りまとめをされた日下教授に敬意を表する。
予備日の今日は、初めてのメンバーのためにGrand Palaceの見学がすこしと、水上マーケットに出かけた。そのあとはお世話をしてくれているNamさんのおばさんが経営する民宿のようなところで休憩をとった。その移動の車中でも、会議が実は続いていたので、やはり予備日が必要だったようだ。
さて、チェックアウトをして車に乗って走り出した後、なにか上着のうちポケットの中が寂しいような気がして初めてパスポートを部屋の金庫に入れたまま忘れて出てきたことを思い出した。これは結構何回も海外出張をしている中でも始めても経験。すると、同乗者の一人が、「実は、私もパタヤの会議場に忘れてきたのを昨夜思い出して、いまスタッフに走り回ってもらっているところなんです。」とのことで、今回の会議の激しさが知れようと言うものだ。福井グループは連日0時を回るまで仕事をしていたようで、ゆっくり休養を取っていただきたい。福井グループから外れた私としては、有難い以外の何者でもない。もちろん、協力は惜しまないけれど。
来春から本学の大学院に留学予定のMahidol大学の附属病院Siriraj病院のDr. Narongpon Dumavibhatともいろいろとお話ができた。8月末に高知大学に訪問してくれることになっている。