黒潮町佐賀地区三世代健診

三世代健診の最終日で昨日に続き黒潮町入り。さすがに検診に来る人たちは元気な人が多い。本日の参加者も運動教室の参加者が多いとのことだが、頚部骨折の経験者や下腿骨折があったと言う人もいて、骨折した方の筋力はさすがに衰えていたが、杖をついて歩いているのには大変感心した。現在の、喜寿などというのは昔の尺度では測れないのかもしれない。
こういう地域の健診事業などで科学的な測定方法を取り入れてデータ取りをするのは大変重要なことだが、公衆衛生のステップとしては次にどれだけの対象人口をカバーできる方法があるかということだ。転倒予防に腸腰筋大腿四頭筋を鍛えるとよいということが科学的に分かったときに、それをどうやって普及させるかということだ。山形で花笠音頭に合わせたダンベル体操を広めたと言う話は、やるなあと言う感じだったが、全国一律や県内一律でなく、地域にあわせたメニューというものが今は必要だと思う。