主に三世代健診ピア教育

大学生によるピア教育のたたき台作り。30分の中でどのように健康について話をするか。また、三世代健診の受診者はお年寄りで、内容も転倒防止の意味合いが強い。こうしたところにも関連付けた話ができるかどうかが勝負。2年生が中心になって結構骨組みはできている。また、来週月曜日にランチョンミーティングを行うとのこと。

平和村プロジェクトの研究計画案についてNgatu先生が報告。はじめは海のものとも山のものともつかなかった彼の研究計画も疫学の要素も取り込みながら徐々に形になっていっている。RDCにいる彼のNGOのスタッフが現地での事前調査を少しずつ始めているらしい。国際電話やEmailでやり取りしながら、少しずつ形になっていっている様子を見ると、あたかもこの環境医学教室が国際機関のセンターになったような感じ。

統計学についてのワンポイントレッスンは連続変数同士の相関係数と回帰係数の話。相関が二変数間の関連を見るだけなのに対し、回帰係数はある変数(従属変数)を一つの変数(説明変数)で説明しようとするモデルである。Y=βX+αという式になる。決定係数R2は相関係数を2乗したものであることから分かるようにこの相関と回帰とは密接な関係にある。