ATS等で渡米

LAのラウンジで成田便の出発を待っているところ。そういえば、ここも32年ぶりかもしれない。アメリカに来る時、LA経由というのはほとんどなかった。大体、NY直行かデトロイト、シカゴ経由が多かったので。10歳のころ過ごしたLAがちょっと懐かしい感じで、Jerry Beansを購入。みんな嫌がるだろうけれど。僕にとっては懐かしい味。

今回は、Galvestonにいる初めての教え子に会って、彼の成長を目の当たりにしたことと、ATSでうちのスタッフが知り合って引き合わせてくれたTulaneのMPHを取った才媛たちに会ったのが最大の成果か。GalvestonではBBQの店やタコスの店に連れて行ってもらい、やはりアメリカ人は肉を食って生きているんだということを再確認した。ヒューストンのNASAにも連れて行ってもらったが、確かにこの国と戦争しても勝てそうにない。こんな最先端の研究施設でもまだCRTつきのPCで作業していたりするし、インターネットの接続の遅さなど、日本からすると10年以上前のような状況で、一般のアメリカ人が文句も言わずゆったりと暮らしているギャップが面白い。日本もすこしゆったりしてもいいのかもしれない。

ATSはもうちょっとゆっくりしたかったが、一日参加だけして帰ってきた。職業性の関係のNIOSHのLeeにあったり、ベルギーのBen Nemeryにもまた会って、コンゴのプロジェクトについて話し合った。同じような分野だからだろうけれど、何度も合うのは、やはり縁があるということか。

さて、ATSがNew Orleansに決まった時から、JAZZを聴きに行こうと思っていたが、Tulaneの才媛たちにPreservation HallでのJAZZ演奏を教えてもらい堪能してきた。飲み物もなく、なんと立ち見だったが、なかなか年季の入ったいい演奏だった。なんとも不思議な感じの町だったが、WAC InternationalのConrad WagnerというおじさんがPreservation Hallまで連れて行ってくれた。日本人がたくさん来て、連れて回ってやったんだぞと自慢していたので、ただのおじさんだと思っていたのだが…

来週は、福井で産業衛生学会。総勢6名で参加予定。