自己評価

茶色の封書が届いて開けてみると自己評価の書面。昨年11月赴任でまだ十分に必要事項をデータベースに載せていなかったんじゃないの??と言い訳したくなりますが、同業者はもっとすごい業績を上げているらしい。ちゃんと評価されるように、しっかりアピールしないとやばいって感じです。結構、自分の分野では頑張ってるつもりなんですが...。今年度の評価はちゃんと記入漏れがないように気をつけようと思います。ということで、今年の上四半期の情報をデータベースに放り込みましたが、結構いろいろやってるみたいだけど...という状況です。企業との共同研究も進めているし、特許出願もしているし、結構すごいんじゃない?と思うんですが、上には上がいるのか。
さて、大学のホームページで研究内容などを見て、相談の連絡をしてくれる方も増えてきました。こういうのは中々嬉しいことです。講演の依頼も増えつつあります。産業医のご依頼に関するお問い合わせも多いです。私としては、大学で産業医学を教えていますし、医師会の産業医講習会でも何年間も講師をしてきましたので、それなりの専門家のつもりなんですが、それを十分に反映していない報酬でのご依頼も多いので、徐々にそういうのはお断りしようと思っています。でも自己評価と他者による評価はかなりかけ離れているのかもしれません。本当は教室員がもっといれば、ある程度は地域貢献もできるのですが、ポストを一つ減らされた上に教室員の中で医師は私一人というのでは限界があります。わたしの目標はこの5年間で高知大学出身の医師を3名教室のメンバー(大学院生を含む)にすること。医師が3-5名になれば、かなり社会的なニーズにも応えることができるようになると思います。今の状態では青息吐息です。全国の医学部の学生さん!勿論、高知大学に限定しません。高知大学医学部環境医学教室でなんかやってみたい人どうぞご連絡ください。博士課程、修士課程、博士研究員などいろいろかかわり方はあります。臨床もやりたいけど、基礎的な研究もやりたいとか、普通の枠で考えられないような研究に関心があるなど、何でも相談してください。福井大学医学部で学んでいる高知(四国でもいいよ)出身の君!是非、高知大に来てください!
こういう新人医師の勧誘活動をしていたら評価が上がるかもしれませんね。でも、そういう問題じゃなく、切実に若い諸君の力を必要としています。