教室セミナー

今日の発表は弘田講師。AFM(Atomic Force Microscope)というナノレベルのものを肉眼でみてしまう顕微鏡の話。彼は検査会社など様々な企業を腕一本で渡り歩いてきていて非常に面白い経験の持ち主だが、遺伝子やタンパクなどどのようなものでも、生の状態で表面をセンサーでなどることで形状を表現できる顕微鏡の測定にも精通している。これで測定してCellの表紙を飾る写真を撮ったこともあるそうだ。理論的にはこのような形になっているはず、という基礎研究者の理論通りになっている絵を取ってくるのだから、インパクトは大きい。ただ、その装置、一台2000万は下らないらしいので、ここには直ぐには導入できません。