防災訓練とトリアージ

nsuganuma2007-12-27

クリスマスの25日は高知大学医学部で防災訓練とトリアージ訓練が行われました。平日なので患者さんもいる中でしたが、1時半に地震が起こったという想定で、それぞれの部署での避難訓練とその後の周辺地域からの被災者受け入れのためのトリアージ訓練が行われました。私は56歳土木工作員で鉄骨に腰を挟まれて骨盤骨折、外傷性くも膜下出血があるという想定の模擬患者になりました。演技が下手なためか最初のトリアージで黄色タッグを付けられ、中等症エリアに運ばれ輸液にも中々反応せず、嘔吐して意識状態は悪くなり、挿管されました(シナリオがあんまりはっきり書いていなかったので、勝手に悪い方向に進めてしまいました)。いつも医者の側のことしかしないので、大変面白かったです。でもリアルにやるためには来年はやはり演技力抜群の学生諸君にお願いすべきでしょう。

高知大のスタッフは医師も看護師も事務員も実に真剣に訓練していました。こういう積み重ねが、いざというときに役立つと思います。