ILO会議+AIR Pneumo

今日まで大阪堺近畿中央胸部疾患センターILOの専門家が集まりILOじん肺エックス線分類にデジタルエックス線への応用に関する会議が行われていた。福井大学日下幸則教授の主導の下に、アジアでじん肺読影医を育てるために立ち上げたAIR PneumoもようやくILOの担当官が重い腰を上げて、賛同する側に回るようになった。彼はなかなかすぐには賛成しないのだが、常に反対側に回る人のことをDevil's Advocateという。福井にいるときは自分もよくDevil's advocateを自認して、よく反対意見を言っていたものだが、実際面と向かって反対されると頭にくるものだ。しかし、そういう反対意見を整理してこそ、論理的に正しいものが出来上がる。勿論、反対の理由が論理的なものとばかり言えない場合もあるが…。

閉会時に今まで行われた同種の会議のなかで最も成功だった。この短い期間に多くのことが成し遂げられたと彼がいっていたのが印象的だった。