教室セミナー第一回

今日から環境医学教室セミナーが毎週木曜午後6時から開かれることになった。
第一回は菅沼が今までのじん肺画像分類についての研究や、建設労働者の石綿関連疾患に関する研究、中皮腫などの腫瘍マーカーの研究について概説し、教室の研究の方向性、学部学生や大学院生への教育のプランなどを話した。これに先立ち下記の抄読会も行われた。衛生学・公衆衛生学の専門性の一つとして疫学の学習への要望も多いため、Harvard School of Public Healthでも教科書として使われていた"Designing Clinical Research

Designing Clinical Research

Designing Clinical Research

  • 作者: Stephen B. Hulley MD,Steven R. Cummings MD,Warren S. Browner MD,Deborah G. Grady MD MPH,Thomas B. Newman MD
  • 出版社/メーカー: Lippincott Williams & Wilkins
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: ペーパーバック
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"や菅沼がLondon School of Hygine and Tropical Medicineの遠隔教育で使った資料などを元に疫学の輪読会もなされるかもしれない。そのほかにも衛生学の専門分野として重要な中毒学についてA Textbook of Modern Toxicology
A Textbook of Modern Toxicology

A Textbook of Modern Toxicology

という名著があるのでこれもよいかも。まだ一回目なので、ちゃんと続けることができるかどうか。リサーチコースの学生が4名も参加してくれたのが非常に嬉しい。本学ではリサーチコースに在籍して一定の評価が得られれば大学院進学時に通常4年かかる大学院が一年短縮される。